不動産というのはそういうものだと自分では思っているのです。ですから、たくさん所有したいとか、大きなモノを作りたいという考えはありません。その人の人生が、そこで始まって終わったら、そこに住まなくなるわけです。親はそこに住みたかったかもしれませんが、子どもはそこに住みたくないかもしれません。そうしたらたたんで、売って、あるいは貸して、他に行った方がいいということで、私は小さな建売を作ろうと思ったのです。