ひとりに一つずつ魂が授けられているということは、とにかく一人で生きていきなさいということです。一人で生きていくことを決意さえすれば、魂はいくらでも応援してくれるのです。だから、自分の足で立って、自分で歩いていくのです。自分で自分を励ますのです。それがもっとも自然なのです。


一人でこの世に生まれてきた私たちは、自分のこととしてこの世を生きて、一人でこの世を去って、あの世に還っていきます。

そして私たちがここにいる理由は、私たちのこころの次元を上げるためです。それ以外に目的も理由もありません。こころを磨くために、私たちはこの世に現れたのです。

こころの次元を上げるためには、こころを与えることしかありません。与えなくてはならない理由は、私たち人間は与えることでしか、こころの次元を上げることができないからです。与えるために私たちはこの世に生まれてきたのです。

与えるのは、相手のためではありません。自分自身のために与えるのです。なぜなら、与えることで一番喜ぶのは、自分自身のこころだからです。相手に見返りを期待したら、とたんにこころが悲しみます。


与えるレッスンを始めましょう。いまから少しずつ、私たちのこころを与えるレッスンを始めましょう。こころを磨くレッスンを始めましょう。

自立することを自分自身がまず実践し、まわりの人たちに自立することの大切さを伝えることです。

生きていく喜びを教えてあげることです。


いまからでも遅くありません。最後の最後まで、この世の人生は終わりません。最後の最期までこころの次元を上げるチャンスは残っているのです。

HMU 達弥西心