(23)達弥西心のHMU

達弥西心のHMU

●喜生 喜祐 喜還(2/4) - HMU 達弥西心

喜んで生きること。喜生の実践こそが基本の基本です。

朝目が覚めて、ああうれしい。今日一日眠るまではいのちが与えられたのだと感謝することです。

こんな素晴らしい人に会うことができた、こんなうれしい発見があった、こんな気付かせがあった、こんな反省ができた。感謝、感謝。生きていることがうれしくて、うれしくて、だから自然と喜んでしまう。

その喜びは、また新しい喜びを呼んでくる。そして、自分はこんなに喜んで生きているのだとか、こんなに素晴らしい人に出会ったのだとか、こんなことに気が付いたのだとかのうれしさを、まわりの人に触れ回ってください。

それが、喜んで生きることを他の人に分け与えることなのです。惜しみなく喜びを触れ回ることです。

喜んで祐ける、喜祐の実践がそこから始まります。

●喜生 喜祐 喜還(1/4) - HMU 達弥西心

喜んで生きる、喜んで祐ける、喜んで還す。この喜生(きしょう)、喜祐(きゆう)、喜還(きかん)は、HMUの基本です。

喜んで生きることができる、喜んで祐けることができる、喜んで還すことができることが、実践の基本です。この基本ができてはじめて、こころを磨く実践に入っていきます。

こころの進化のためのキーワードは「苦しみ」ではありません。「喜び」です。喜んで実践しないかぎり、こころは喜びません。こころが喜ばないということは、こころが進化しないのです。

実践の基本の基本は、まず「この自分が喜んで生きること」です。自分が喜んで生きていなければ、まわりの人たちに喜びを与えることは到底できません。

●自分にとっての今日 - HMU 達弥西心

明日は誰にでもあるのですが、明日は誰にでもやってきますが、「自分にとっての明日」はあるかどうか、わかりません。「自分の明日」はやってくるかどうかわからないのです。ほとんどの場合、このことには目を向けないようにしています。自分にとっての明日は、当然のようにあるものだと思っています。

「自分にとっての今日」は、確かにここにあります。いま、ここにあります。今、ここにこうしている間中、奇跡は起こりつづけています。生きている。生きつづけている。たしかにいま自分は生きています。それ自体が、奇跡以外の何ものでもありません。

誰かが、何かが死んでしまったとき、「終わった」と深いためいきをつきます。何が終わったのでしょうか。そうです。奇跡が終わったのです。生きるということ、生きつづけるという奇跡が終わったのです。

生きているあいだ、奇跡がつづいているあいだにやらなくてはならないことがあります。

決意の実践は、今日の今のいま、しかないのです。明日はないのです。自分が確かに生きている今しか、決意のチャンスはないのです。

●自分という存在(3/3) - HMU 達弥西心

自分がここにいるかぎり、存在するかぎり、「無」(何もない)という概念、「永遠」(いつまでも続く)という概念、「無現」(どこまでも続く)という概念は現実には存在しません。なぜなら、そもそも何もないところにカタチをもって現れたものが存在なのですから、「存在」そのものは、もう「無」ではないし、「永遠」でも「無現」でもないからです。

みんな当然のように、気が付いたときには「あった」ために(この世に現れていたために)、「ある」というところから考えはじめています。そして「ある」という落とし穴に陥っています。「やっとの思いで、あったのだ」ということを忘れています。自分以外の誰かの意思によって、私たちは今日も「存在」させられていることを忘れてしまっています。

朝、目が覚めること。それが奇跡なのです。とても素晴らしい奇跡です。

●自分という存在(2/3) - HMU 達弥西心

自分にとっての一番の奇跡は何でしょうか。

自分が今ここにいるという奇跡です。自分がそこに存在しているという奇跡です。

この奇跡がすべての始まりであり、すべての根源です。そして、すべての終わりです。これ以上の、これ以下の奇跡はこの世に存在しません。

なぜなら、もし自分がここにいないとしたら、どんな出来事も、どんな出会いも、ないのです。つまり、自分がいないのなら、どんな奇跡も自分には起こらないのです。

夜になると眠りに入る、そして朝には目を覚ます。この日常の中にこそ、奇跡は毎日のように起こっているのです。もし、朝目が覚めなかったら、もう自分には永遠に奇跡は起こらないのです。朝、目が覚めるということは、自分にとってもっとも大きな奇跡なのです。

生まれてきた。そのことが奇跡です。朝、目が覚める。そのものが奇跡なのです。

●自分という存在(1/3) - HMU 達弥西心

自分がこの世にこうして存在してるその「存在」そのものが、奇跡であるといわれて、すぐにうなずけるでしょうか。

たとえばみなさんに、十年後はどうしていますかと尋ねます。それなりの答えをされるでしょう。

しかし、百年後はどうしていますかと尋ねると、答えに詰まってしまいます。

同様に、十年前はどうしていましたかの問いには答えられても、百年前はどうしていましたかと尋ねられると、やはり答えに詰まってしまいます。

なぜでしょう。いないからです。自分の存在がそこにないからです。

自分の存在が無いことを前提には、つまり自分がそこにいないことを前提には、考えられないのです。自分がそこにいるから、奇跡が起こるのです。自分がそこにいないのなら、奇跡は起こりません。

もし、奇跡が起こったとしても、自分にはまったく関係のない出来事です。

●試練 - HMU 達弥西心

「試練」と聞くと、それだけで嫌だと思うかもしれません。

試練は、その人にとって少し高度な問題です。少し高度なので解決のために智慧を使います。それが成長につながるのです。ということは、成長するために試練が必要ということです。試練は少し難しい宿題です。ですから、試練ごときで大騒ぎするのではなく、そのまま淡々と受け止めて、その宿題を淡々と解いていくという姿勢が大事なのです。

その試練という課題を解いていくプロセスの中に、奇跡があるのです。よい奇跡悪い奇跡と私たちは分けて、よい奇跡だけを勝手に奇跡と呼んでいますが、奇跡にはよいも悪いもないのです。そのように色分けしているのは人間の勝手なのです。

●奇跡 - HMU 達弥西心

奇跡というと、つい自分にとって素晴らしく都合の良いことという解釈をしてしまいますが、お天道様からみれば、そんなレベルではありません。

私たち人間が、今こうして生まれてきたこと、こうして生きていることそのものが奇跡です。

「私」という存在が、今日もここにあるということがすでに奇跡であって、存在そのものが奇跡、つまり私たちのまわりには、たくさんの奇跡が起こっているということです。

しかし人間は、自分にとって都合のよい奇跡だけを取り上げて、奇跡だ奇跡だと騒ぎ、やがてすぐに、その奇跡もあたり前に思うようになり、さらにもっと自分にとって都合のよい奇跡が起こらないかと、期待するようになるのです。

ここで重要なことは、自分にとって都合の悪い奇跡も、自分にとって都合のよい奇跡と同じくらいに、たくさん起こっているということです。

奇跡は人間誰にでも平等に起こっています。

都合のよい奇跡は「励まし」であり、都合の悪い奇跡はいわば「修行」です。都合のよい奇跡と都合の悪い奇跡は、同じ数ほどあるのであり、要するに、自分にとって都合がよいと思うか、悪いと思うかで、その奇跡が、どちらかの奇跡になるにすぎないのです。

●見逃しバッターアウト!(5/5) - HMU 達弥西心

私たちは、未来にでもなく過去にでもなく、現在に生きています。未来のマウンドから次々に飛んでくるボール(目標)を、手元で、現在のバッターボックスで待ち構えて、思いっきりジャストミートする以外に方法はありません。そう、次々にジャストミートさえすれば良いのです。

もう過去を振り返るのはやめましょう。キャッチャーミットに納まったボールを恨めしそうに振り返るのは実にみっともないことです。誰も同情などしません。

前を向きましょう。未来を見つめましょう。そして、現在をフルスイングしましょう。

HMU 達弥西心

●見逃しバッターアウト!(4/5) - HMU 達弥西心

ピッチャーが次々に投げてくるボールが目標です。ピッチャーは未来のマウンドに立っている。ボールはいつも未来から飛んできます。

未来から飛んでくるボールを確実に打ち返すのが、目標達成への努力です。現在における努力です。バッターはいつも現在に立っています。現在のバッターボックスで構えているのです。

見逃してキャッチャーミットに納まったストライクボールを、ああしまったと振り向くのが後悔です。キャッチャーのミットに納まったボールは、どんなに悔しがっても、すべて過去です。

(続く)
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